【悲報】パリで携帯盗まれた!続編~盗難届の取得~

前編:
【悲報】パリで携帯盗まれた
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失意の中ジュネーヴに帰宅

朝っぱらから携帯を盗まれ、戻ってくる見込みもなく、日常茶飯事の軽犯罪ぐらいまともに相手にされないだろうとも思っていた僕は、警察に行きませんでした。これはよくなかった。

フランスの警察署 Police Municipale


ジュネーヴに戻り、保険を効かせるためには現地警察による盗難届が要るとわかり、CERNの案内所で聞いたフランス領域の最寄りSaint-Genis-Pouillyの警察署 (Police municipale) へ向かった。ところが、そこは地元の事案のみ管轄している地方自治体の警察署であり、できることに限りがあるとのこと。パリの盗難が扱えないのか、そもそも盗難届を発行できないのかはわからなかった。そこで、となり町Thoiryの警察署 (Gendarmerie) を案内された。内務省運用の国家機関で、そこで盗難に関する事案を扱えるとのことだった。

隣町 Thoiry へ

ジュラ紀のジュラは人の名前ではない。それは化石が発見されたフランス東部、スイス国境付近のジュラ山脈からきている。正対すると、まるで地球の生み出した巨大な壁のようだ。その壁に向かいながら、背丈ほどもあるトウモロコシ畑に挟まれた道を抜け、牧草を食べ牛たちのカウベルを聞きながら、のどかな道路を自転車を40分ほど漕ぐと、Thoiryに着いた。地元住民にGendarmarieがどこか聞きつつ、やっと目的の場所に着いた。着くまでの道がどれほど牧歌的な光景だったか見せたいが、唯一のカメラであった携帯は盗まれているので、撮れなかった。ちなみに、トワリー城 (Château de Thoiry) はここではなく、パリから西へいき、ベルサイユの方に位置する。

警察署 GENDARMERIE にて


警察署では、カタコトの英語を話せる職員が対応してくれた。彼の仕事は実直そのものだった。最初、 I lost my phone.と言ったら落し物だと思われてしまい、そのような落し物についてはここでは扱っていないし届けも発行できないと言われたが、二人組に襲われたと話すと対応してくれた。

携帯電話のシリアルナンバーがわかれば、発信を阻止し、同時にキャッチできて携帯が見つかるかもしれないらしいが、僕は番号を控えてなかったので、見つからないだろうことを教えてくれた。どこで盗まれたかも詳細に聞かれ、Google Map上で地下鉄の階段やベンチの場所を指さしながら具体的に説明した。どのように盗まれたか、殴られたか、腕を掴まれたか、犯人の人種、フランス語以外に喋るか、犯人の方言から推察される地方、なども聞かれた。フランス語は全て同じに聞こえる僕には地方の区別など到底できないものだった。1時間以上、ひょっとしたら2時間は警察署にいたと思う。実は、腕時計すらも渡航直前に壊れ、携帯を時計代わりにしていたので、今回で時計すらも失ってしまっていたのだ。ともあれ、そんな努力の末にで作り上げられた盗難届の報告は、とても綿密に事件を描写していた。

盗難は悲しい

盗難でパスポートやカードまでとられなかったのは幸いでした。これが渡航直前に起こっていたらと思うと、恐ろしい。みなさんも、パリでの若者二人組や過度に馴れ馴れしい人には気をつけてください。いい人ばかりではないんだ。携帯のシリアル番号を控え、カードの番号もメモしておくことをおすすめします。カード番号は二箇所以上に分散させて書いたほうがいいですね。カード会社によって即日カード郵送してくれるところと、帰国してから発行のところがあるらしいです。一箇所にまとめて書いたものが見つかると、まずいから。また、クレジットカードの保険は、条件付きで適用という場合もあるので、渡航前に確認するのがよろしいです。というわけで、盗難対策については、
  • カード情報は数カ所に分散させてメモしておく
  • 携帯のシリアル番号をメモしておく
  • 携帯のバックアップはとっておく (Androidなら自動バックアップ機能あり)
  • 盗まれたらすぐに近くの交番で盗難届を発行
  • カードや保険の緊急用電話番号を控える。プリペイドカードがあるとなおよし。

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