「富という物は、増える物なのだよ。」

知恵袋にこんな質問があり、答えが秀逸だった。

お金を儲ける事に遠慮してしまいます。自分でもおかしいと思っているのですが、自...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1165573141

自分にも、お金を儲けることに後ろめたさがあった。何かイベントを催して人からお金を徴収するとき、つい言い訳したくなるものだった。

今まで、僕の考えは等価交換がベースだった。僕が物理をやっているから、社会における交換を、エネルギー保存則のように考えていたのかもしれない。運動エネルギーは位置エネルギーに変わる。家を建てるには、人の労働や時間が消費される。また、物理のエネルギー保存則を社会に当てはめようとする考えは、数年前に知ったブルデューの資本の考えに影響されていた結果かもしれない。ブルデューによれば、文化資本、社会関係資本、経済資本は全て交換可能だ。金 (経済資本) があれば、優秀な教育を受けて素晴らしい学歴 (文化資本) を手に入れることができ、学歴 (文化資本) は優秀なコネ (社会関係資本) につながり、優秀な人材 (社会関係資本) と一緒に金 (経済資本) を稼ぐことができる。

およそ全ての人に与えられているのは、時間と労働力である。病気の場合は違うかもしれない。生まれながらにして資本に恵まれている場合も、貧困に喘ぐ場合もあるが、時間と労働力は基本的に全ての人に与えられている。知恵袋の解答では、家を建てる時間や労力については触れられていなかった。仮に、全ての資本が保存則を満たしているとしよう。有効に使われず消耗された時間や労力は山のようにある。それらを無駄に消耗せず、価値の創造に繋げることが大事なのだろう。後悔しないように生きないと。

まだまだ頭の中がスッキリしない。もっと考察しよう。貨幣経済、効率的市場仮説なども踏まえて。

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