チームビルディング 今までのイベント主催から学んだこと

僕は今まで飲み会やパーティなどを多く催した。全部、僕の好き勝手で開いているつもりだったので、みんなにはワガママに付き合ってもらって感謝しているくらいだった。パーティでも、給与も払っておらず、むしろ経費のために参加費を払ってくれてる人たちに手伝わせるのは、とても申し訳なく思うばかりだった。イベントを何度か開くうちに、考え方が変わった。次の三点を学んだ。


  • 悪者を入れるな。協調的な人間を入れよ。
  • みな役に立ちたがっているので遠慮なく頼るべき。一人で何でもできるわけではない。
  • 何がしたいか、そして目的や制限を明確にすると、人は勝手に動く。




1. 悪者を入れるな。
基本的に、ぼくは参加者に制限をつけるのは嫌だった。参加したい人が参加できないのは気の毒だった。でも、たまに和の調和を乱す人がいる。酔うと乱暴になる人もいる。そういう人がいると、会の全体の雰囲気が悪くなる。そういう人には、理由を話して、次回から呼ばないことにした。例えば、二次会の点呼中、のれん越しに見えない部分がカウントできず、「そちら何人いますか」と尋ねると、怒りながら「自分で数えろよ」と言う参加者には、周りが萎縮する。酔うと乱暴になる人も困る。会をダメにする人は呼んではいけない。

2. みな役に立ちたがっているということ。
これは大きな発見だった。たまたま自分が友人に恵まれていたのかもしれない。皆、参加費を払っているにも関わらず、お客様扱いされるのは好まず、積極的に手伝おうとするのだ。たしかに自分一人でできる範囲には限界がある。一人か二人の参加費を安くして、企画運営することもあった。それでも、他の人も手伝いたがるのだ。でも、皆何をしたらいいのかわからないらしい。それで、僕に「何か手伝えることない?」と聞いてくる。そのとき、ステップ・バイ・ステップに、いちいち指示を出しても、きりがない。それで特に大事なのが、次の項目だった。

3. 何がしたいかを明確にすること。
まず、イベントまでは、イベント趣旨を明確にし、その趣旨に合致している方を対象とすることを明確にする。これは、参加の障壁を減らすためだ。もちろん、個別メッセージで招待することもとても多い。しかし、本当は来たがっている相手に招待が漏れることもある。「本当に自分が行っていいのだろうか」と思う人たちが、参加しやすくするためにも、イベント趣旨は明確にするべきだ。「交流会」、「誰でもどうぞ」みたいな文言は、逆に人を遠ざける。僕は出張から帰国すると、手土産でチーズフォンデュパーティを開くので、「チーズやワインが好きな方を対象」とイベント趣旨に書くようにしている。
そして、皆手伝いたがっていることについて触れる。指示を出すときには、何をどうすればいいのか、いったい今どういう事情や問題を抱えているのか、自分がどこまで把握しているのかを共有することが大事だった。むしろ、自分が指示を出すと考えるより、チームとして一人一人が主体的に全体として有機的に動いてくれるのが一番よい。片付けの際には、「余ったものは捨てずに皆におみやげにしてもらいたい。ゴミは分別してまとめてほしい。皿は洗って拭いてほしい。ゴミは最後にどこに出すかは、自分も把握してない。」などと希望や状況をちゃんと説明するべきだ。それに納得した人は希望通りに沿って動いてくれるし、もっといい考えがある場合は言ってくれる。単発の指示、「そのゴミはあのゴミ箱」、「余ったものはラップに包んでおいて」では、自分が何をしたがっているのかが相手に伝わりにくい。以前のパーティでは、掃除のときに僕の意図が皆に伝わったみたいで、参加者が皆、自律的に動いて、わからない点を僕に聞くだけでなく互いに相談し、迅速に片付けが終わった。むしろ、僕が何をしたらいいのかわからなくなって、立ち尽くして眺めてしまった。

これら三点って、おそらくとても基本的なことで、文章にするほどのことじゃないと思う人も多いのだろうけど、ぼくは気がつくのに時間がかかってしまいました。

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