Chateau les Rochers AC Montagne Saint-Émilion 2014 117本目

ボルドーのモンターニュ・サンテミリオンでつくられたワイン。5.3EUR. Alc. 13%.

 コルクがとても柔らかくて、引き抜くときに折れた。ワインの色の着色していない。香りは弱く、ほのかに葡萄の香り。若干のフルーティさと、酸味がいい。飲みやすく、ボルドーの割にライト。舌ざわりは強い。飲み終わったあと、余韻が長い。

 ラベルには飲む2時間前には開封しておくといいとある。酸化させて香りを引き出すためだろう。また、カラフェでデキャンタするといいともある。
Ouvrir la bouteille 2 heures avant de servir. Décanter si possible en carafe.

 モンターニュ・サンテミリオンは、サン・テミリオンの北にある。サン・テミリオンの中にはない。このコミューンは赤ワインのみを製造している。品種は、ボルドーで作られるほとんどの品種が使われる。カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、マルベックなどだ。

 発酵の前に補糖といって、砂糖を加える。これは、アルコール濃度を上げるためだ。どういうことかと言うと、ワインのアルコールは糖の発酵によって作られる。

C6H12O6 -> 2 C2H5OH  + 2 CO2

C2H5OHがエタノール (エチルアルコール) と言われ、ひろくお酒に入っているアルコールだ。消毒液にも使われる。葡萄の糖分は、おもにグルコース (ブドウ糖) とフルクトース (果糖) だ。どちらも分子式はC6H12O6。そして、補糖には多く、スクロース (ショ糖) が使われる。スクロースは、グルコースとフルクトースの二糖だ (グルコースとフルクトース一分子ずつが結合してスクロース一分子が作られる)。思うのだが、補糖によって、葡萄の中のグルコースとフルクトースの比率が1に近づいてしまうのではないか。糖分が全てアルコール発酵するわけではないので、発酵によって残ったグルコース、フルクトースの割合も、補糖した場合と、そうでない場合とで変わってしまい、味が変わったりすることはないのだろうか。



Montagne-Saint-Émilion - Wikipedia, the free encyclopedia
ワインでいう『補糖』って何?-その是非論

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